大和流整体院

環椎後頭関節|Atlas‒Occipital Joint

環椎後頭関節|Atlas‒Occipital Joint

2025/11/17

環椎後頭関節|Atlas‒Occipital Joint
大和流整体アナトミーシート

【1. 関節の構成 / 解剖】
・後頭骨(Occiput)と環椎(Atlas)による関節。
・くぼみ(後頭顆)と凸(環椎の上関節窩)の噛み合わせで成立する。
【2. 関節包・靭帯・面の形状】
・関節包は薄く可動性が高い。
・前後の寰椎後頭膜が安定性を補助する。
【3. 主な運動方向】
・主運動:屈曲・伸展(うなずき運動)。
・側屈はわずかで、回旋はほぼしない。
【4. 機能不全の分類】
・後頭骨前方滑り(Anterior glide)
・後方滑り(Posterior glide)
・左右差(片側の沈み込み)
【5. 症状とメカニズム】
・頭痛(特に後頭部)
・眼精疲労
・めまい
・首の付け根の慢性緊張
・深層屈筋が働かず頭部前方偏位を助長
【6. 触診ポイント】
・後頭骨の高さ左右差
・屈伸時の滑りのスムーズさ
・顎角度のずれ
【7. 評価の基準】
・頭部の正中軸が保てているか
・沈み込み量の左右差
・深層屈筋の活動可否
【8. 隣接関節との鑑別】
・C1‒C2(環軸)は回旋の中心であるため、回旋痛はAOではない。
・胸椎伸展不良が代償としてAOの過緊張を生むことが多い。
【9. 運動連鎖】
・胸椎後弯増強 → 頭部前方 → AO前方滑り
・肩甲帯挙上 → 後頭骨周囲の過緊張
・咬筋緊張 → 後頭骨小回旋の偏位
【10. 操作の要点】
・押さない・引かない・ force を入れない。
・関節の自然な滑り方向へ“誘導”するだけで戻る。


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